トップ
>
九折
ふりがな文庫
“九折”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つづらおり
50.0%
つゞら
25.0%
つゞらをり
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづらおり
(逆引き)
めざましい
焔色
(
ほのおいろ
)
に塗り立てたモンテ・カルロ行きの乗合自動車は、
橄欖
(
かんらん
)
の林と
竜舌蘭
(
りゅうぜつらん
)
と別荘を浮彫りにしてフエラの岬を右に見て、パガナグリア山の
裾
(
すそ
)
に
纒繞
(
てんじょう
)
する
九折
(
つづらおり
)
の道を
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
九折(つづらおり)の例文をもっと
(2作品)
見る
つゞら
(逆引き)
力なき日はいつしか光り薄れて時雨空の雲の
往来
(
ゆきき
)
定めなく、
後山
(
こうざん
)
晴るゝ
歟
(
か
)
と見れば前山忽まちに曇り、嵐に
駆
(
か
)
られ霧に
遮
(
さ
)
へられて、
九折
(
つゞら
)
なる
岨
(
そば
)
を伝ひ、過ぎ来し方さへ失ふ頃
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
九折(つゞら)の例文をもっと
(1作品)
見る
つゞらをり
(逆引き)
眞實
(
ほんとう
)
の旅行にして見れば、旅行を好むにして見ても、尚且つ風雪の惱みあり、峻坂嶮路の艱あり、或時は磯路に阻まれ、或時は
九折
(
つゞらをり
)
の山逕に、白雲を分け、青苔に滑る等
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
九折(つゞらをり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“九折”の意味
《名詞》
特に坂などで屈折が連続していること。つづらおり。
(出典:Wiktionary)
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“九”で始まる語句
九
九歳
九重
九十九折
九州
九段
九月
九刻
九年母
九戸
検索の候補
九十九折
“九折”のふりがなが多い著者
幸田露伴
久生十蘭