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九折
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つづらおり
ふりがな文庫
“
九折
(
つづらおり
)” の例文
めざましい
焔色
(
ほのおいろ
)
に塗り立てたモンテ・カルロ行きの乗合自動車は、
橄欖
(
かんらん
)
の林と
竜舌蘭
(
りゅうぜつらん
)
と別荘を浮彫りにしてフエラの岬を右に見て、パガナグリア山の
裾
(
すそ
)
に
纒繞
(
てんじょう
)
する
九折
(
つづらおり
)
の道を
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
南部の宮古湊から、大槌の浦のあたりまでは、断崖がいきなり海からきり立ち、岩に額を擦りつけながら行く、暗いけわしい
九折
(
つづらおり
)
の
岩岨
(
いわそば
)
道で一日のうちに一人の旅人に出逢えばいいほう。
奥の海
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“九折”の意味
《名詞》
特に坂などで屈折が連続していること。つづらおり。
(出典:Wiktionary)
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“九”で始まる語句
九
九歳
九重
九十九折
九州
九段
九月
九刻
九年母
九戸