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箱丁
ふりがな文庫
“箱丁”の読み方と例文
読み方
割合
はこや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこや
(逆引き)
貞之進は貰うのが何か訳分らずに
首肯
(
うなず
)
いて居ると、名ざしの事なり貰えと云うからは、お馴染のことゝ婢は呑込んで、すぐに向河岸へ
箱丁
(
はこや
)
を走らせた。
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
それにはすれ違う
芸妓
(
げいしゃ
)
でも
箱丁
(
はこや
)
でも一人として知った顔がなく、一人として天下の西巻金平を問題にするものがありません。——みんな知らん顔でそばを通って行きます。
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
箱丁
(
はこや
)
のパッチが、汗を拭き拭き、亥歳にちなんで盲目滅法に飛んで行く、まだ宵の口の金春町。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
箱丁(はこや)の例文をもっと
(7作品)
見る
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“箱”で始まる語句
箱
箱根
箱書
箱館
箱車
箱膳
箱入
箱庭
箱提灯
箱根山
“箱丁”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
久保田万太郎
正岡容
徳田秋声
有島武郎
久生十蘭
吉川英治