“箱車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はこぐるま87.5%
ヴァン12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるおとこ箱車はこぐるまいて菓子屋かしや店頭みせさきにやってきました。そして、あめチョコを三十ばかり、ほかのお菓子かしといっしょに箱車はこぐるまなかおさめました。
飴チョコの天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
トロッコ様の箱車はこぐるまの座席が三段にわけてあり、まえに豪傑ごうけつの虎さんと色男の有沢さんが乗り、真中にぼくと清さん、うしろに柴山と村川が乗りました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
洗濯屋の箱車ヴァンの屋根に、その家族らしい肥ったおかみさんと子供たちが鈴成りに足をぶらぶらさせて、笑いながら歌いながら、私達を追いこして行った。