“ヴァン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
箱車50.0%
葡萄酒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洗濯屋の箱車（ヴァン）の屋根に、その家族らしい肥ったおかみさんと子供たちが鈴成りに足をぶらぶらさせて、笑いながら歌いながら、私達を追いこして行った。
踊る地平線：02　テムズに聴く (新字新仮名) ／ 谷譲次(著)
なんかとどら声の唄と一しょに笑いと葡萄酒（ヴァン）——ボルドオ赤（ルウジ）・一九二八年醸製——の香（かおり）が流れてきたり、街角の巡査がその唄に合わして首を振ったり、その巡査に売春婦が「今晩は」して通ったり
踊る地平線：06　ノウトルダムの妖怪 (新字新仮名) ／ 谷譲次(著)