“塔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とう66.7%
たふ22.7%
あららぎ4.0%
あらゝぎ2.7%
たう1.3%
タフ1.3%
パゴダ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いましも、ふとあねが、この不思議ふしぎたかとういただきまりますと、おもいなしか、そのとう手招てまねぎするようながしたのであります。
黒い塔 (新字新仮名) / 小川未明(著)
たふうへにははとあそぶさうである。く。花屋敷はなやしきをのがれたざうたふしたきた。ざう寶塔はうたふにしてしろい。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大和なればあららぎは見ゆいらか見ゆ菜たねがらやく畑のをち
大和ぶり (新字旧仮名) / 佐佐木信綱(著)
雨雲覆ふあらゝぎ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
たうたかさ三じやくすん三尖方形さんせんほうけい大理石だいりせきで、そのなめらかなる表面ひやうめんには「大日本帝國新領地朝日島だいにつぽんていこくしんりようちあさひとう」なる十一ふかきざまれて、たふ裏面うらには、發見はつけん時日じじつと、發見者はつけんしや櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさとが
花のタフ天道花テンタウバナなどの高く竿頭に聳えてゐるものから、屋上に上げられる菖蒲・竹の輪・草馬に到るまで、皆神或は精霊の所在を虚空に求めてゐるのである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
黄金のパゴダのあるビルマのことを、或は香料の豊かなスンダ諸島の楽園のような野原や、多くの美しい王国と産業との栄えているジャバ、スマトラのことを、西欧で初めて物語った。
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)