“パゴダ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
塔婆33.3%
高塔33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄金のパゴダのあるビルマのことを、或は香料の豊かなスンダ諸島の楽園のような野原や、多くの美しい王国と産業との栄えているジャバ、スマトラのことを、西欧で初めて物語った。
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
よろめいて立つ塔婆パゴダの並列。家々の窓から覗く土耳古宮廷妾オダリスクス王公側室サルティナス回教女ファティマ。何と貧しい淫楽の巷であろう! 植民地兵営の喫煙室みたいな前庭。
高塔パゴダの丘上または岸頭に屹立するもの数基あり。行くことようやく遠くして、河水ようやく広く、その河口に至れば広さ八マイルありという。当夜十一時半、ホンコンに着す。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)