“塔婆（パゴダ）” の例文

よろめいて立つ塔婆（パゴダ）の並列。家々の窓から覗く土耳古宮廷妾（オダリスクス）と王公側室（サルティナス）と回教女（ファティマ）。何と貧しい淫楽の巷であろう！　植民地兵営の喫煙室みたいな前庭。

踊る地平線：12　海のモザイク (新字新仮名) ／ 谷譲次(著)

“塔婆”の意味

《名詞》
塔婆（とうば）

（仏教）卒塔婆の略。
(出典:Wiktionary)

“塔婆（仏塔）”の解説

仏塔（ぶっとう）とは、仏舎利（釈迦の遺体・遺骨、またはその代替物）を安置した仏教建築をいう。卒塔婆（そとば）、塔婆（とうば）、塔（とう）、ストゥーパ(sa: Stūpa、pi: thūpa)、供養塔とも呼ばれる。
ストゥーパ（）とはサンスクリット語で「高く顕れる」という意味であり、仏教の世界観である涅槃の境地を象徴している。
ストゥーパが古代インドから中国に仏教が伝来した際、 は「卒塔婆」と音訳された。「塔婆」や「塔」はこの略である。
(出典:Wikipedia)

塔	常用漢字 中学 部首:⼟ 12画
婆	常用漢字 中学 部首:⼥ 11画