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罷出
ふりがな文庫
“罷出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まかりい
36.6%
まかりで
31.7%
まかりいで
22.0%
まかりいづ
2.4%
つんで
2.4%
まかんづ
2.4%
まかんで
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まかりい
(逆引き)
有難き仕合、当日
罷出
(
まかりい
)
で、御芳情御礼申上ぐるでござろう、と挨拶せねばならなかった。余り御礼など申上度いことは無かったろう。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
罷出(まかりい)の例文をもっと
(15作品)
見る
まかりで
(逆引き)
富「へい、お召に依って權六
罷出
(
まかりで
)
ました、お目見え仰付けられ、權六身に取りまして此の上なく
大悦
(
たいえつ
)
仕
(
つかまつ
)
り、有難く
御礼
(
おんれい
)
申上げ奉ります」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
罷出(まかりで)の例文をもっと
(13作品)
見る
まかりいで
(逆引き)
それより後は絶えて首の御用を
被仰出
(
おほせいだされ
)
候ことなく、かの床穴をも
舊
(
もと
)
の通りに
被
レ
令
二
修理
しうりせしめられ
一
候、程経て御前へ
罷出
(
まかりいで
)
候得者
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
罷出(まかりいで)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
まかりいづ
(逆引き)
大岡殿より
差紙
(
さしがみ
)
を以て勘兵衞
店
(
たな
)
權三助十の兩人尋ねの儀
有之
(
これある
)
に
付
(
つき
)
召連
(
めしつれ
)
罷出
(
まかりいづ
)
べき
旨
(
むね
)
達
(
たつ
)
されければ家主勘兵衞は兩人を
呼
(
よび
)
貴樣達は何ぞ
惡
(
わる
)
い客人を
乘
(
のせ
)
て物でも取たか
但
(
たゞ
)
し客人の
錢金
(
ぜにかね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
罷出(まかりいづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つんで
(逆引き)
お
前様
(
さん
)
は何しに来たのだ。問われて
醜顔
(
むくつけ
)
き巌丈男の声ばかり悪優しく。「へいへい、お邪魔様申します。ちとお
見舞
(
みめえ
)
に
罷出
(
つんで
)
たんで。「
知己
(
ちかづき
)
のお方かね。 ...
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
罷出(つんで)の例文をもっと
(1作品)
見る
まかんづ
(逆引き)
わびしかるべき
茎
(
くく
)
だちの
浸
(
ひた
)
しもの、わけぎのぬたも蒔絵の中。
惣菜
(
そうざい
)
ものの
蜆
(
しじみ
)
さえ、雛の
御前
(
おまえ
)
に
罷出
(
まかんづ
)
れば、
黒小袖
(
くろこそで
)
、
浅葱
(
あさぎ
)
の
襟
(
えり
)
。海のもの、山のもの。
筍
(
たかんな
)
の
膚
(
はだ
)
も美少年。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
罷出(まかんづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まかんで
(逆引き)
床にはハヤ
良人
(
おっと
)
ありて、新婦の
来
(
きた
)
るを待ちおれり。渠は名を近藤重隆と謂う陸軍の
尉官
(
いかん
)
なり。式は別に謂わざるべし、
媒妁
(
なこうど
)
の妻退き、介添の
婦人
(
おんな
)
皆
罷出
(
まかんで
)
つ。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
罷出(まかんで)の例文をもっと
(1作品)
見る
罷
常用漢字
中学
部首:⽹
15画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“罷出”で始まる語句
罷出時
検索の候補
可罷出
罷出時
自拝罷出
“罷出”のふりがなが多い著者
杉山萠円
三遊亭円朝
泉鏡太郎
泉鏡花
作者不詳
幸田露伴
福沢諭吉
谷崎潤一郎
永井荷風
夢野久作