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まかりい
ふりがな文庫
“まかりい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
罷出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
罷出
(逆引き)
上冊には
桟敷後
(
さじきうしろ
)
の廊下より御殿女中大勢居並びたる桟敷を見せ
市川八百蔵
(
いちかわやおぞう
)
桐
(
きり
)
の
谷
(
や
)
門蔵
(
もんぞう
)
御挨拶
(
ごあいさつ
)
に
罷出
(
まかりい
)
でお盃を
頂戴
(
ちょうだい
)
する処今の世にはなき
習慣
(
ならわし
)
なれば興いと深し。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
泰勝院殿
(
たいしょういんでん
)
の
御代
(
おんだい
)
に、
蒲生
(
がもう
)
殿申され
候
(
そろ
)
は、細川家には結構なる御道具あまた
有之
(
これある
)
由
(
よし
)
なれば拝見に
罷出
(
まかりい
)
ずべしとの事なり、さて約束せられし当日に相成り、蒲生殿参られ
候
(
そろ
)
に
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
罷出
(
まかりい
)
でたる者は、東国方の者でござる。この度思ひ立ち、都へ上り、ここかしこをも見物致し、又よささうな所があらば、奉公をも致さうと存ずる。まづ、そろそろと参らう。
かげろふ談義:――菱山修三へ――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
まかりい(罷出)の例文をもっと
(15作品)
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