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掴殺
ふりがな文庫
“掴殺”の読み方と例文
読み方
割合
つかみころ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかみころ
(逆引き)
卑劣と言れやうが、
陋
(
きたな
)
いと言れやうが、思ふさま遺趣返をした奴等は目的を達してさぞ満足してをるでせう。それを
掴殺
(
つかみころ
)
しても遣りたいほど
悔
(
くやし
)
いのは
此方
(
こつち
)
ばかり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
掴殺
(
つかみころ
)
されりゃそれきりだ、も一つ
憚
(
はばか
)
りだがついでおくれ、別れの杯になろうも知れん。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして雪の上をウオー/\ワア/\と
吼
(
ほ
)
えたり唸つたりして、狂ひまはつてゐます。つまり自分を傷つけた敵が外にゐると思つて、そいつを
掴殺
(
つかみころ
)
してやらうと怒り
猛
(
たけ
)
つてゐるのでした。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
掴殺(つかみころ)の例文をもっと
(3作品)
見る
掴
漢検準1級
部首:⼿
11画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“掴”で始まる語句
掴
掴出
掴合
掴取
掴寄
掴得
掴込
掴み
掴懸
掴戻
“掴殺”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
宮原晃一郎
泉鏡花