トップ
>
毒汁
ふりがな文庫
“毒汁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どくじる
66.7%
どくじゅう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どくじる
(逆引き)
矢の根には、トリカブトといふ草の根からとつた
毒汁
(
どくじる
)
ブシを
泥
(
どろ
)
にねりまぜたものが塗つてあるので、その矢が
中
(
あた
)
れば、どんな猛悪な熊でも、すぐ、ゴロリとたふれて死ぬのです。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
頭部についている二本の
鋏
(
はさみ
)
で、相手をグッと
圧
(
おさ
)
えつけて置いて、
節
(
ふし
)
になった
尻尾
(
しっぽ
)
を、クルクルと弓の様に醜くそらせて、その先端の鋭い針で、敵の体内に恐ろしい
毒汁
(
どくじる
)
を注射するのだ。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
毒汁(どくじる)の例文をもっと
(2作品)
見る
どくじゅう
(逆引き)
行なうとは、より明確な思索のしかたであると知れ。何事も意識の
毒汁
(
どくじゅう
)
の中に浸さずにはいられぬ
憐
(
あわ
)
れな悟浄よ。我々の運命を決定する大きな変化は、みんな我々の意識を伴わずに行なわれるのだぞ。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
毒汁(どくじゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
“毒”で始まる語句
毒
毒蛇
毒瓦斯
毒気
毒々
毒舌
毒口
毒吐
毒蛾
毒水
“毒汁”のふりがなが多い著者
宮原晃一郎
中島敦
江戸川乱歩