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足懸
ふりがな文庫
“足懸”の読み方と例文
読み方
割合
あしがか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしがか
(逆引き)
それを
筏
(
いかだ
)
に組んでいるいとまもなく、明智の猛士たちは跳び渡って、石垣の下へゆく。そして石垣の隙に、
足懸
(
あしがか
)
りを打ちこんでは、上へ上へと
攀
(
よ
)
じのぼった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
相悪
(
あいに
)
く大降り、おまけに、横尾谷から
驀然
(
ばくぜん
)
吹き上ぐる濃霧で、
足懸
(
あしがか
)
りさえ見定めかね、暫時茫然として、雨霧の
鎮
(
しず
)
まるを
俟
(
ま
)
てども、止みそうもない、時に四時三十分。
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
巌角
(
いわかど
)
に
刻
(
きざ
)
を入れて、これを
足懸
(
あしがか
)
りにして、こちらの
堤防
(
どて
)
へ
上
(
あが
)
るんですな。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
足懸(あしがか)の例文をもっと
(6作品)
見る
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“足”で始まる語句
足
足袋
足許
足下
足音
足掻
足駄
足利
足蹴
足跡
“足懸”のふりがなが多い著者
鵜殿正雄
吉川英治
夏目漱石
泉鏡花