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巌角
ふりがな文庫
“巌角”のいろいろな読み方と例文
旧字:
巖角
読み方
割合
いわかど
75.0%
がんかく
12.5%
いはかど
8.3%
いわ
4.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわかど
(逆引き)
ところどころの
巌角
(
いわかど
)
に波
砕
(
くだ
)
け散る。秋。成経
浜辺
(
はまべ
)
に立って海のかなたを見ている。康頼岩の上に腰をおろして
木片
(
きぎれ
)
にて
卒都婆
(
そとば
)
をつくっている。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
巌角(いわかど)の例文をもっと
(18作品)
見る
がんかく
(逆引き)
彼岸
(
ひがん
)
に達せんとすれども
流
(
ながれ
)
急なれば
速
(
すみやか
)
に横断すべくもあらず。あるひは流に従つて漂ひあるひは
巌角
(
がんかく
)
に
攀
(
よ
)
ぢて
憩
(
いこ
)
ひ、
徐
(
おもむろ
)
にその道を求めざるべからず。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
巌角(がんかく)の例文をもっと
(3作品)
見る
いはかど
(逆引き)
僕は、この男は導者だといふことを意識してゐるのみで、あとは分からずに附いて行くに、導者は突如として或る
巌角
(
いはかど
)
から僕の手を捉へて左手へ飛び下りた。
ヴエスヴイオ山
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
巌角(いはかど)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いわ
(逆引き)
巌角
(
いわ
)
の
突出
(
つきい
)
で
巌石
(
がんせき
)
の砕けて一面に
転
(
ころ
)
ばっている坂道は、
草鞋
(
わらじ
)
の底を破って足の裏の痛きこと
夥
(
おびただ
)
しく、折から雲霧は山腹を包んで、雨はザアザア降って来れば
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
巌角(いわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
“巌”で始まる語句
巌
巌丈
巌窟
巌乗
巌石
巌畳
巌頭
巌谷小波
巌穴
巌山
“巌角”のふりがなが多い著者
押川春浪
徳冨蘆花
倉田百三
泉鏡花
徳田秋声
斎藤茂吉
中里介山
夏目漱石
永井荷風
田中貢太郎