“そうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掃除81.3%
荘子7.3%
操持2.4%
壮二1.6%
壮時0.8%
宗次0.8%
惣持0.8%
掃灑0.8%
曹司0.8%
相似0.8%
総司0.8%
総締0.8%
草字0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何よりもまず、女王の出御される家が、きれいになっていなければいけない。気をつけて、室々を掃除そうじせよ。そのために諸君はここにいるのだ。
何一つ荷物のないのは相変らずだったが、それでも隅々まで女の掃除そうじの手がとどいて、源右衛門とのさかいの壁には、厚い紙が何枚もはられた。
荘子そうじのいわゆる鯤鵬こんぼうの説も、必ずしも寓言ぐうげんではないと、使いはさとった。
されど小国民を読むほどの少年諸子には、桃太郎猿蟹合戦さるかにかっせんたぐいも珍らしからざるべく、また『韓非子かんぴし』『荘子そうじ』などにでたるも珍らしからざるべければ
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
空閨くうけいを守らせるとはしからん。と、よく中年の男たちが言っていた。操持そうじ高き美しき人として、細川お玉夫人のガラシャ姫よりももっと伝説の人に、自分たちの満足するまで造りあげようとした。
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「懐中電灯は、まず羽柴はしば君のを使うことにしよう。三つともいっぺんに使って、電池がきれてしまってはたいへんだからね。さあ、羽柴君それをつけて、ぼくといっしょに先に立って歩くんだよ。」団長といっしょに先頭に立つことをおおせつかった壮二そうじ君は
妖怪博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
かれはその壮時そうじにおいて加賀かが銭屋内閣ぜにやないかくが海軍の雄将ゆうしょうとして、北海ほっかいの全権を掌握しょうあくしたりし磁石じしゃく又五郎またごろうなりけり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
じだらくに居れば涼しきゆふべかな。宗次そうじ。猿みの撰の時、宗次今一句の入集を願ひて数句吟じ侍れどとるべき句なし。一夕いつせき、翁のかたはらに侍りけるに、いざくつろぎ給へ、我もふしなんとのたまふ。
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
次に陀羅尼だらにということばですが、これもまた梵語で、翻訳すれば「惣持そうじ」、べてを持つということで、あの鶴見つるみ惣持寺そうじじの惣持です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
この者も持呪者のために一切の要物いるものを持ち来り、不快な物をけ去り、宅舎いえを将ち来り掃灑そうじし、毒害も及ぶ能わざらしめるなど至極重宝だが、持呪者食時ごとに、まず飲食をこれに与え、また花香花鬘けまん等を一日欠かさず供えずば、隠れ去って用をさぬとある。
が、やがて明け放した遣り戸を閉しながら少しは上氣の褪めたらしい娘の方を見返つて、「もう曹司そうじへ御歸りなさい」と出來る丈やさしく申しました。
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
いて相似そうじなものを求めると中米の砂漠に住んでいるガラガラ蛇の尻尾から出る怪音に似ていた。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
新撰組の沖田総司そうじは、力自慢がこうじて相撲を一人ひっぱり出し、庭へ下りて四股しこを踏む。
「おめえは富士の山大名やまだいみょうとか、野武士のぶし総締そうじめとかいわれて、豪勢ごうせいなはぶりだってことをうわさに聞いていたが」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白い状袋に墨を惜しまず肉太に記した草字そうじは、小野さんの眼に、針の先を並べて植えつけたように紙を離れて飛びついて来た。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)