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一夕
ふりがな文庫
“一夕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっせき
78.0%
いつせき
16.0%
あるゆうべ
2.0%
あるゆふべ
2.0%
ひとばん
2.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっせき
(逆引き)
近頃はお角の弟子達を全部断って、肌寒くなりまさる晩秋の
一夕
(
いっせき
)
を、長火鉢を挟んで
口説
(
くぜつ
)
の糸をたぐるのに余念もなかったのです。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
一夕(いっせき)の例文をもっと
(39作品)
見る
いつせき
(逆引き)
驕
(
おご
)
る
平家
(
へいけ
)
を盛りの櫻に
比
(
くら
)
べてか、散りての後の哀れは思はず、
入道相國
(
にふだうしやうこく
)
が花見の宴とて、六十餘州の春を
一夕
(
いつせき
)
の
臺
(
うてな
)
に集めて
都
(
みやこ
)
西八條の邸宅。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
一夕(いつせき)の例文をもっと
(8作品)
見る
あるゆうべ
(逆引き)
目科も何やら余に
交
(
まじわ
)
りを求めんとする如く幾度と無く余を招きて細君と共々に
間食
(
かんじき
)
を
為
(
な
)
し
殊
(
こと
)
に又夜に
入
(
い
)
りては
欠
(
かゝ
)
さず余を「レローイ」珈琲館まで
追来
(
おいきた
)
り共に勝負事を試みたり、
斯
(
か
)
くて七月の
一夕
(
あるゆうべ
)
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
一夕(あるゆうべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あるゆふべ
(逆引き)
蝙蝠
(
かうもり
)
のちらと見えたる夏もはじめつ方、
一夕
(
あるゆふべ
)
、出窓の外を美しき声して売り行くものあり、苗や玉苗、胡瓜の苗や茄子の苗と、其の声
恰
(
あたか
)
も大川の朧に流るゝ今戸あたりの
二上
(
にあが
)
りの調子に似たり。
草あやめ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一夕(あるゆふべ)の例文をもっと
(1作品)
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ひとばん
(逆引き)
令史
(
れいし
)
少
(
すくな
)
からず
顛動
(
てんどう
)
して、
夜明
(
よあ
)
けて
道士
(
だうし
)
の
許
(
もと
)
に
到
(
いた
)
り
嗟歎
(
さたん
)
して
云
(
い
)
ふ、
寔
(
まこと
)
に
魅
(
み
)
のなす
業
(
わざ
)
なり。
某
(
それがし
)
將
(
はた
)
是
(
これ
)
を
奈何
(
いかん
)
せむ。
道士
(
だうし
)
の
曰
(
いは
)
く、
君
(
きみ
)
乞
(
こ
)
ふ
潛
(
ひそか
)
にうかゞふこと
更
(
さら
)
に
一夕
(
ひとばん
)
なれ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一夕(ひとばん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一夕”の意味
《名詞》
一夜。一晩。
ある夜。ある晩。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
“一夕”で始まる語句
一夕立
一夕話
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