“一朝一夕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっちょういっせき75.0%
いつてういつせき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らが千荊万棘(せんけいばんきょく)を蹈(ふま)えた艱難辛苦——中々一朝一夕(いっちょういっせき)に説き尽せるものではない。明治の今日に生を享(う)くる我らは維新の志士の苦心を十分に酌(く)まねばならぬ。
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
けれども今日チベット人の依頼的根性は、千数百年以来続いて来たので一朝一夕(いっちょういっせき)に起ったのではない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ひそめ彼(あの)御方の儀に付ては一朝一夕(いつてういつせき)に述(のべ)がたし先(まづ)は斯樣々々(かやう/\)の御身分の御方なりとて終(つひ)に天一坊と赤川大膳(だいぜん)に引合せ則(すなは)ち御墨付(すみつき)と御短刀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
豆州(づしう)が御勝手(ごかつて)不如意(ふによい)なるは、一朝一夕(いつてういつせき)のことにはあらじを、よしや目覺(めざま)しき改革(かいかく)は出來(でき)ずとも、誰(たれ)も汝(なんぢ)の過失(あやまち)とは謂(い)はじ、唯(たゞ)誠(まこと)をだに守(まも)らば可(か)なり。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)