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蹈
ふりがな文庫
“蹈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふ
82.5%
ふみ
7.9%
ふむ
3.5%
ふん
2.6%
ふま
1.8%
フ
0.9%
ぶ
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふ
(逆引き)
貞之助は附合いの関係でいろいろの機会に花柳界へ足を
蹈
(
ふ
)
み入れることがあるので、よくそう云う方面から奥畑の
噂
(
うわさ
)
を聞いて来る。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
蹈(ふ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ふみ
(逆引き)
お代の
言告口
(
いつけぐち
)
を聞きてよほど心の激昂しけん、足音荒くツカツカと奥へ
蹈
(
ふみ
)
込み来り「コレお国、東京の満から手紙が来たそうだ。その手紙を見せろ」
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
蹈(ふみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ふむ
(逆引き)
足に
蹈
(
ふむ
)
力なきゆゑおのれがちからに
己
(
おのれ
)
が
躰
(
からだ
)
を
転倒
(
ひきくらかへし
)
、雪の
裂隙
(
われめ
)
より
遙
(
はるか
)
の谷底へ
墜
(
おちいり
)
けるが、雪の上を
濘
(
すべり
)
落たるゆゑ
幸
(
さいはひ
)
に
疵
(
きず
)
はうけず、しばしは夢のやう也しがやう/\に心付
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蹈(ふむ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ふん
(逆引き)
その
危
(
あやふき
)
を
蹈
(
ふん
)
で熊を捕は
僅
(
わづか
)
の
黄金
(
かね
)
の
為
(
ため
)
也。
金慾
(
きんよく
)
の人を
過
(
あやまつ
)
事
色慾
(
しきよく
)
よりも
甚
(
はなはだ
)
し。されば
黄金
(
わうごん
)
は
道
(
みち
)
を以て
得
(
う
)
べし、不道をもつて
得
(
う
)
べからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蹈(ふん)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふま
(逆引き)
彼らが
千荊万棘
(
せんけいばんきょく
)
を
蹈
(
ふま
)
えた艱難辛苦——中々
一朝一夕
(
いっちょういっせき
)
に説き尽せるものではない。明治の今日に生を
享
(
う
)
くる我らは維新の志士の苦心を十分に
酌
(
く
)
まねばならぬ。
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
蹈(ふま)の例文をもっと
(2作品)
見る
フ
(逆引き)
でもおまへさまは、尊い
御
(
オン
)
神に仕へてゐる人だ。おれのからだに、
触
(
サハ
)
つてはならない。そこに居るのだ。ぢつとそこに、
蹈
(
フ
)
み
止
(
トマ
)
つて居るのだ。——あゝおれは、死んでゐる。死んだ。殺されたのだ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蹈(フ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶ
(逆引き)
「粟津の木曽殿で、大変でしたろう。なにしろこゝらは
躑躅
(
つゝじ
)
の咲くまでは、江戸の人の足
蹈
(
ぶ
)
みするところじゃありませんよ。」
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蹈(ぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹈
漢検1級
部首:⾜
17画
“蹈”を含む語句
蹈込
蹈鞴
地蹈韛
舞蹈
地蹈鞴
蹈鳴
蹈留
蹈外
蹈石撮香芹
蹈縛
蹈付
蹈跨
大蹈歩
大蹈
足蹈
蹈迷
蹈台
蹈出
蹈襲
蹈延
...
“蹈”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
三遊亭円朝
泉鏡花
樋口一葉
徳冨蘆花
辰野隆
島木健作
蒲原有明
谷譲次
正岡子規