トップ
>
蹈延
ふりがな文庫
“蹈延”の読み方と例文
読み方
割合
ふみの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふみの
(逆引き)
ニヤニヤとまた笑ったが、
胡瓜
(
きゅうり
)
の化けたらしい曲った刀が、剥きづらかったか、あわれ血迷って、足で白刃を、土間へ
圧当
(
おしあ
)
て
蹈延
(
ふみの
)
ばして、
反
(
そり
)
を直して、瞳に照らして、持直す。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ト口へ出して考えて、フト
両足
(
りょうそく
)
を
蹈延
(
ふみの
)
ばして
莞然
(
にっこり
)
笑い、
狼狽
(
あわ
)
てて
起揚
(
おきあが
)
ッて
枕頭
(
まくらもと
)
の
洋燈
(
ランプ
)
を吹消してしまい、枕に就いて二三度
臥反
(
ねかえ
)
りを打ッたかと思うと間も無くスヤスヤと寐入ッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
蹈延(ふみの)の例文をもっと
(2作品)
見る
蹈
漢検1級
部首:⾜
17画
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
“蹈”で始まる語句
蹈
蹈込
蹈鞴
蹈迷
蹈台
蹈出
蹈外
蹈留
蹈襲
蹈鳴
“蹈延”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
泉鏡花