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蹈台
ふりがな文庫
“蹈台”の読み方と例文
旧字:
蹈臺
読み方
割合
ふみだい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふみだい
(逆引き)
或日、良寛さんは国仙和尚から、米を
搗
(
つ
)
けと命ぜられた。良寛さんは黙つて本を閉ぢて、
台唐臼
(
だいがら
)
の
蹈台
(
ふみだい
)
にのぼつた。そして搗きはじめた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
と云って、すぽりと
引込
(
ひっこ
)
む。——はてな、行燈が、かがみに化ける……と松崎は地の
凸凹
(
でこぼこ
)
する
蹈台
(
ふみだい
)
の腰を乗出す。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
専ら父が築いてくれた有利な地盤を
蹈台
(
ふみだい
)
にして、弁舌と、機智と、世才とを以て巧みに上長に取り入りつゝ
下尅上
(
げこくじょう
)
の時勢に乗じたのであるから、大名とは云うものゝ
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
蹈台(ふみだい)の例文をもっと
(4作品)
見る
蹈
漢検1級
部首:⾜
17画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“蹈”で始まる語句
蹈
蹈込
蹈鞴
蹈迷
蹈出
蹈外
蹈鳴
蹈留
蹈襲
蹈海
“蹈台”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
新美南吉
泉鏡花