“地蹈韛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じだんだ80.0%
じだたら20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうか、といってたった今お暇乞をしたもの、と地蹈韛じだんだを踏みましたが、とうとう、我慢が仕切れねえで、駆けつけると、案の定だ。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
憎さも憎しと得三が、地蹈韛じだんだふんで縦横にやいば打掉うちふる滅多打。声はようようはるかになり、北の台にてかなしげに
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「さあ、やられた!」と身をもだえて騒げば、車中いずれも同感の色を動かして、力瘤ちからこぶを握るものあり、地蹈韛じだたらを踏むもあり、奴をしっしてしきりに喇叭らっぱを吹かしむるもあり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)