“じだんだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
地団駄41.7%
地団太36.1%
地蹈鞴4.2%
地蹈韛4.2%
地踏韛2.8%
地韛2.8%
次団太2.8%
地踏鞴1.4%
地踏韜1.4%
地鞴1.4%
(他:1)1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方、宇治山田の米友は、浅間の町の迷児の道しるべの辻に立って、しきりに地団駄じだんだを踏んだり、嘆息をしたりしている。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
能登守を打ち殺せば、それでお君の眼をまさせることもできたろうにと思い返して、地団駄じだんだを踏むのでありました。
見る見るうちに、馬は地団太じだんだを踏むようにしながら、網のあちこちを食い破ったり、引き裂いたりしてしまっていた。
庭の眺め (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
そうして、洗面所へ駈け込んで頭から冷水を浴びせるやら、窓枠にしがみ着いて地団太じだんだを蹈むやら、一生懸命に死に物狂いに暴れ廻る。
恐怖 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
総江はふくれて地蹈鞴じだんだふんだり首を張つたりしてゐたが、割りに素直に、それでも下へ辿りついた。
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
平次は天井裏で地蹈鞴じだんだを踏むばかりです。
そうか、といってたった今お暇乞をしたもの、と地蹈韛じだんだを踏みましたが、とうとう、我慢が仕切れねえで、駆けつけると、案の定だ。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
憎さも憎しと得三が、地蹈韛じだんだふんで縦横にやいば打掉うちふる滅多打。声はようようはるかになり、北の台にてかなしげに、
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かねいましむる処やありけん、地踏韛じだんだみてたけり立つをも、夥間なかま同志が抑制して、こぶしを押へ、腕をやくして
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
斯様こんな笛はいらぬから、どうか母が帰ってくればいいにと地踏韛じだんだ踏んだ。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
……どれも大事な小児こどもたち——その過失あやまちで、私が学校をめるまでも、地韛じだんだを踏んでなりと直ぐに生徒を帰したい。
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
利助は地韛じだんだ踏んで口惜くやしがります。
仏国の東南部でこれを老女ばば次団太じだんだと呼ぶ。
わざとそうしたものでもあるように思われ、その翌晩その翌々晩つゞけて淀文へ来て小歌をかけさせたが、ただ遠出とばかりで影だも見せない、さては噂の通りと貞之進が恨はこの時頂きに上り、床の裡の次団太じだんだは自分を驚かして、寝られぬものを無理に寝かせ
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
足を動かせば、それがまるで地踏鞴じだんだを踏むやうにしてゐる。
脱殻 (新字旧仮名) / 水野仙子(著)
地踏韜じだんだみてたけり立つをも、夥間なかま同志が抑制して、こぶしを押え、腕をやくして
海城発電 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
土掻つちかきや、木鋏きばさみや、鋤鍬すきくわの仕舞われてある物置にお島はいつまでも、めそめそ泣いていて、日の暮にそのまま錠をおろされて、地鞴じだんだふんで泣立てたことも一度や二度ではなかったようである。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
地駄太じだんだ踏んで憤慨したが、当の相手は五、六丈上方に天険を控えて待構えている。