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地蹈鞴
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じだんだ
ふりがな文庫
“
地蹈鞴
(
じだんだ
)” の例文
そして、否応なしに
後
(
うしろ
)
を向かせ階段の方へ押しやつて、背を押し乍ら自分も一緒に降りてきた。総江はふくれて
地蹈鞴
(
じだんだ
)
ふんだり首を張つたりしてゐたが、割りに素直に、それでも下へ辿りついた。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
ト
唾
(
つば
)
で破いて、その穴から舌を出したり、路地の木戸を
石磈
(
いしころ
)
でこつこつやったり、柱を釘で
疵
(
きず
)
をつけたり、
階子
(
はしご
)
を担いで駆出すやら、
地蹈鞴
(
じだんだ
)
を
蹈
(
ふ
)
んで唱歌を唄うやら、物真似は
真先
(
まっさき
)
に覚えて来る
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
平次は天井裏で
地蹈鞴
(
じだんだ
)
を踏むばかりです。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
蹈
漢検1級
部首:⾜
17画
鞴
漢検1級
部首:⾰
19画
“地蹈”で始まる語句
地蹈韛