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じたんだ
ふりがな文庫
“じたんだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
地団駄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地団駄
(逆引き)
この時、私達の耳元で、恐しい野獣の様な
唸
(
うな
)
り声が聞えた。振り向くと、矢島五郎が、鼻の頭をびっしょりと汗で濡らし、真っ
青
(
さお
)
になりながら唇を噛み締めて
地団駄
(
じたんだ
)
踏んでいる。
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
両兎を追うもの一兎を得ず、逸早く、金吾はきびすを巡らして前の所へ戻って来ましたが、もうその時は万太郎の方も、優形の覆面を取逃がして、
地団駄
(
じたんだ
)
を踏んでいるあとでありました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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