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地団駄
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じたんだ
ふりがな文庫
“
地団駄
(
じたんだ
)” の例文
旧字:
地團駄
この時、私達の耳元で、恐しい野獣の様な
唸
(
うな
)
り声が聞えた。振り向くと、矢島五郎が、鼻の頭をびっしょりと汗で濡らし、真っ
青
(
さお
)
になりながら唇を噛み締めて
地団駄
(
じたんだ
)
踏んでいる。
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
両兎を追うもの一兎を得ず、逸早く、金吾はきびすを巡らして前の所へ戻って来ましたが、もうその時は万太郎の方も、優形の覆面を取逃がして、
地団駄
(
じたんだ
)
を踏んでいるあとでありました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
“地団”で始まる語句
地団太