“地団太”のいろいろな読み方と例文
旧字:地團太
読み方 | 割合 |
---|---|
じだんだ | 93.1% |
ぢだんだ | 6.9% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……それと気が付いた吾輩は、それこそ地団太を踏んで口惜しがったものだ。地団太の踏み方がチットばかり遅かったが仕方がない。
そうして、洗面所へ駈け込んで頭から冷水を浴びせるやら、窓枠にしがみ着いて地団太を蹈むやら、一生懸命に死に物狂いに暴れ廻る。
お節が自分の肌に押当てゝ小さな足を温めてやつた時の子供の寝顔は、すこし前まで地団太踏んで怒つたり戸を蹴つたりして激しく泣いた文ちやんと思はれないほどの愛らしさが有つた。