トップ
>
地団太
ふりがな文庫
“地団太”のいろいろな読み方と例文
旧字:
地團太
読み方
割合
じだんだ
93.1%
ぢだんだ
6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じだんだ
(逆引き)
……それと気が付いた吾輩は、それこそ
地団太
(
じだんだ
)
を踏んで口惜しがったものだ。地団太の踏み方がチットばかり遅かったが仕方がない。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そうして、洗面所へ駈け込んで頭から冷水を浴びせるやら、窓枠にしがみ着いて
地団太
(
じだんだ
)
を蹈むやら、一生懸命に死に物狂いに暴れ廻る。
恐怖
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
地団太(じだんだ)の例文をもっと
(27作品)
見る
ぢだんだ
(逆引き)
泣き叫び乍らその胸に
犇
(
ひし
)
と抱きついた——それをちらりと見た時、彼は泣きも得ず只
地団太
(
ぢだんだ
)
を踏んで、なほ終り迄それを見続けようとする伯父の頭髪を滅多
矢鱈
(
やたら
)
にむしつた。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
お節が自分の肌に押当てゝ小さな足を温めてやつた時の子供の寝顔は、すこし前まで
地団太
(
ぢだんだ
)
踏んで怒つたり戸を蹴つたりして激しく泣いた文ちやんと思はれないほどの愛らしさが有つた。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
地団太(ぢだんだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“地団太”の意味
《名詞》
地 団 太(じだんだ)
ふいごの一種である「地踏鞴(じたたら)」が転じた言葉。
(「地団太を踏む」の形で)悔しがって足を踏み鳴らす様子。
(出典:Wiktionary)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
“地団”で始まる語句
地団駄
検索の候補
地団駄
団扇太鼓
地團太
次団太
太地
地圖太
地烈太
地駄太
蒲団地
地方団体
“地団太”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
小出楢重
丘丘十郎
中里介山
梅崎春生
谷崎潤一郎
林不忘
久生十蘭
夏目漱石
海野十三