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地団太
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ぢだんだ
ふりがな文庫
“
地団太
(
ぢだんだ
)” の例文
旧字:
地團太
泣き叫び乍らその胸に
犇
(
ひし
)
と抱きついた——それをちらりと見た時、彼は泣きも得ず只
地団太
(
ぢだんだ
)
を踏んで、なほ終り迄それを見続けようとする伯父の頭髪を滅多
矢鱈
(
やたら
)
にむしつた。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
お節が自分の肌に押当てゝ小さな足を温めてやつた時の子供の寝顔は、すこし前まで
地団太
(
ぢだんだ
)
踏んで怒つたり戸を蹴つたりして激しく泣いた文ちやんと思はれないほどの愛らしさが有つた。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“地団太”の意味
《名詞》
地 団 太(じだんだ)
ふいごの一種である「地踏鞴(じたたら)」が転じた言葉。
(「地団太を踏む」の形で)悔しがって足を踏み鳴らす様子。
(出典:Wiktionary)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
“地団”で始まる語句
地団駄