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土掻
ふりがな文庫
“土掻”の読み方と例文
読み方
割合
つちかき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つちかき
(逆引き)
その土台柱をかぞえて、何本目かを
撫
(
な
)
で廻すと、小さい
土掻
(
つちかき
)
と、籠があった。彼はその土掻の刃で、土の上かわを三寸ぐらいずつ削ぐように掻いて、籠へ土を盛りこんだ。
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土掻
(
つちかき
)
や、
木鋏
(
きばさみ
)
や、
鋤鍬
(
すきくわ
)
の仕舞われてある物置にお島はいつまでも、めそめそ泣いていて、日の暮にそのまま錠をおろされて、
地鞴
(
じだんだ
)
ふんで泣立てたことも一度や二度ではなかったようである。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
土掻(つちかき)の例文をもっと
(2作品)
見る
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
“土”で始まる語句
土産
土
土地
土塀
土間
土器
土手
土瓶
土堤
土耳古
“土掻”のふりがなが多い著者
徳田秋声
吉川英治