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蹈
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ふむ
ふりがな文庫
“
蹈
(
ふむ
)” の例文
足に
蹈
(
ふむ
)
力なきゆゑおのれがちからに
己
(
おのれ
)
が
躰
(
からだ
)
を
転倒
(
ひきくらかへし
)
、雪の
裂隙
(
われめ
)
より
遙
(
はるか
)
の谷底へ
墜
(
おちいり
)
けるが、雪の上を
濘
(
すべり
)
落たるゆゑ
幸
(
さいはひ
)
に
疵
(
きず
)
はうけず、しばしは夢のやう也しがやう/\に心付
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ぶら/\あるきに立ならしたる處なれば、今歳この度とりわけて珍らしきさまにもあらぬを、今こん春はとても立かへり
蹈
(
ふむ
)
べき地にあらずと思ふに、こゝの濡れ佛さまにも中々の名殘をしまれて
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ぶらぶらあるきに立ならしたる処なれば、今歳この度とりわけて珍らしきさまにもあらぬを、今こん春はとても立かへり
蹈
(
ふむ
)
べき地にあらずと思ふに、ここの濡れ仏さまにも中々の名残をしまれて
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ぶら/″\あるきに
立
(
たち
)
ならしたる
處
(
ところ
)
なれば、
今歳
(
ことし
)
この
度
(
たび
)
とりわけて
珍
(
めづ
)
らしきさまにもあらぬを、
今
(
いま
)
こん
春
(
はる
)
はとても
立
(
たち
)
かへり
蹈
(
ふむ
)
べき
地
(
ち
)
にあらずと
思
(
おも
)
ふに、こ〻の
濡
(
ぬ
)
れ
佛
(
ぼとけ
)
さまにも
中々
(
なか/\
)
の
名殘
(
なごり
)
をしまれて
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
蹈
漢検1級
部首:⾜
17画
“蹈”を含む語句
蹈込
蹈鞴
地蹈韛
舞蹈
地蹈鞴
蹈鳴
蹈留
蹈外
蹈石撮香芹
蹈縛
蹈付
蹈跨
大蹈歩
大蹈
足蹈
蹈迷
蹈台
蹈出
蹈襲
蹈延
...