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裂隙
ふりがな文庫
“裂隙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひび
50.0%
われめ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひび
(逆引き)
常に新陳代謝してゐる。其の間に一分間だつて間隙を現すことは無いよ。君の言ふ
裂隙
(
ひび
)
なんて、何處を見たつて見えないぢやないか!
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
舊道徳に
裂隙
(
ひび
)
が割れたから、其の裂隙から自然主義といふ樣なものも芽を出して來たんだ、何故其の裂隙が出來たかといふと、つまり先祖の建てた家が、我々の代になつて玄關の構へだの
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
裂隙(ひび)の例文をもっと
(1作品)
見る
われめ
(逆引き)
低
(
ひくき
)
に
随
(
したがつ
)
て今来りたる方へ
乗下
(
のりくだ
)
りたるに、
一束
(
いつそく
)
の柴雪車より
転
(
まろ
)
び
落
(
おち
)
、谷を
埋
(
うづめ
)
たる雪の
裂隙
(
われめ
)
にはさまり(凍りし雪陽気を得て裂る事常也)たるゆゑ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
足に
蹈
(
ふむ
)
力なきゆゑおのれがちからに
己
(
おのれ
)
が
躰
(
からだ
)
を
転倒
(
ひきくらかへし
)
、雪の
裂隙
(
われめ
)
より
遙
(
はるか
)
の谷底へ
墜
(
おちいり
)
けるが、雪の上を
濘
(
すべり
)
落たるゆゑ
幸
(
さいはひ
)
に
疵
(
きず
)
はうけず、しばしは夢のやう也しがやう/\に心付
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
裂隙(われめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
隙
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
“裂”で始まる語句
裂
裂帛
裂目
裂罅
裂地
裂石
裂織
裂傷
裂口
裂布
“裂隙”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
石川啄木