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裂石
ふりがな文庫
“裂石”の読み方と例文
読み方
割合
さけいし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さけいし
(逆引き)
酒折
(
さかをり
)
の宮、山梨の岡、鹽山、
裂石
(
さけいし
)
、さし手の名も
都人
(
こゝびと
)
の耳に聞きなれぬは、
小佛
(
こぼとけ
)
さゝ
子
(
ご
)
の難處を越して猿橋のながれに
眩
(
めくる
)
めき、
鶴瀬
(
つるせ
)
、
駒飼
(
こまかひ
)
見るほどの里もなきに
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
裂石
(
さけいし
)
の雲峰寺の石段の前に通りかかった時分、紳士もあれば商人も、学生もある一行が現われて、いつか、その旅人の馬をからんで峠路を登りながら話なじみになる。
山道
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
裂石
(
さけいし
)
の山門に休んでいると、一陣の南風が甲府盆地から吹き上げて来て、濃い霧のようなものが
僅
(
わずか
)
に開けている視界を遮ったと思う間もなく、紛々として大雪が襲って来た。
初旅の大菩薩連嶺
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
裂石(さけいし)の例文をもっと
(6作品)
見る
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“裂石”で始まる語句
裂石山
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樋口一葉
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