“小佛”の読み方と例文
新字:小仏
読み方割合
こぼとけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒折(さかをり)の宮、山梨の岡、鹽山、裂石(さけいし)、さし手の名も都人(こゝびと)の耳に聞きなれぬは、小佛(こぼとけ)さゝ子(ご)の難處を越して猿橋のながれに眩(めくる)めき、鶴瀬(つるせ)、駒飼(こまかひ)見るほどの里もなきに
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
酒折(さかをり)の宮(みや)、山梨(やまなし)の岡(をか)、鹽山(ゑんざん)、裂石(さけいし)、さし手(で)の名(な)も都人(こゝびと)の耳(みゝ)に聞(き)きなれぬは、小佛(こぼとけ)さゝ子(ご)の難處(なんじよ)を越(こ)して猿橋(さるはし)のながれに眩(めくる)めき、鶴瀬(つるせ)、駒飼(こまかひ)見(み)るほどの里(さと)もなきに
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
小佛(こぼとけ)の峠(とうげ)もほどなく越(こ)ゆれば、上野原(うへのはら)、つる川(かは)、野田尻(のだじり)、犬目(いぬめ)、鳥澤(とりざわ)も過(す)ぐれば猿(さる)はし近(ちか)くに其(その)夜(よ)は宿(やど)るべし、巴峽(はきよう)のさけびは聞(きこ)えぬまでも、笛吹川(ふゑふきがは)の響(ひゞ)きに夢(ゆめ)むすび憂(う)く
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)