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野武士
ふりがな文庫
“野武士”の読み方と例文
読み方
割合
のぶし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のぶし
(逆引き)
しかし、その
優雅
(
ゆうが
)
な横笛は、時にとって身を守る
剣
(
つるぎ
)
ともなり、時には、
猛獣
(
もうじゅう
)
のような
野武士
(
のぶし
)
どもを自由自在にあやつるムチともなる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藍
(
あい
)
の
縞物
(
しまもの
)
の尻を
端折
(
はしょ
)
って、
素足
(
すあし
)
に下駄がけの
出
(
い
)
で
立
(
た
)
ちは、何だか鑑定がつかない。
野生
(
やせい
)
の
髯
(
ひげ
)
だけで判断するとまさに
野武士
(
のぶし
)
の価値はある。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
野武士
(
のぶし
)
のポチは郎等のデカとなって、犬相が大に良くなった。其かわり以前の強味はなくなった。富国強兵兎角両立し難いものとあって、デカが柔和に即ち
弱
(
よわ
)
くなったのも
逭
(
のが
)
れぬ処であろう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
野武士(のぶし)の例文をもっと
(4作品)
見る
“野武士(野伏(日本史))”の解説
野伏(のぶし、のぶせ、野武士、野臥)とは、中世の日本において落人や落武者を襲って武具や金品、馬などを奪っていた武装集団の総称である。
(出典:Wikipedia)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
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