“日風呂”の読み方と例文
読み方割合
ひぶろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水しょうばいをした者に特有のこびがあり、日髪ひがみ日風呂ひぶろで、いつも白粉おしろいや香油の匂いをさせているため、たちまち長屋の女房たちの非難の的になった。
落葉の隣り (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
この祖母が、八十八の春、死ぬ三日ばかり前まで、日髪ひがみ日風呂ひぶろだった。