“僻境”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へききょう60.0%
へききやう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろ我が孤(みひとつ)の煢然(けいぜん)たる影をも納めて、野に山に棄つるがごとく、絶所、僻境(へききょう)を望んで飛騨山中の電信局へ唯今赴任する途中である。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夢も未来もあるものを、コルシカの土民づれの手にかかって、こんな山間僻境(へききょう)であえなく一命を落すのかと、いずれも悲愴な思いに胸を閉ざされながら、その夜はまんじりともせずに語り明かした。
蛾眉山(がびさん)のある蜀(しよく)の地(ち)は都を去(さ)る事遠(とほ)き僻境(へききやう)なり。推量(すゐりやう)するに、田舎(ゐなか)の標準(みちしるべ)なれば学者(がくしや)の書(かき)しにもあるべからず、俗子(ぞくし)の筆なるべし。されば我(わが)今の俗(ぞく)竹を※と亻(にんべん)に誤(あやまる)の類(るゐ)か、猶(なほ)博識(はくしき)の説(せつ)を俟(ま)つ。
蛾眉山(がびさん)のある蜀(しよく)の地(ち)は都を去(さ)る事遠(とほ)き僻境(へききやう)なり。推量(すゐりやう)するに、田舎(ゐなか)の標準(みちしるべ)なれば学者(がくしや)の書(かき)しにもあるべからず、俗子(ぞくし)の筆なるべし。されば我(わが)今の俗(ぞく)竹を※と亻(にんべん)に誤(あやまる)の類(るゐ)か、猶(なほ)博識(はくしき)の説(せつ)を俟(ま)つ。