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へききやう
蛾眉山のある
蜀の
地は都を
去る事
遠き
僻境なり。
推量するに、
田舎の
標準なれば
学者の
書しにもあるべからず、
俗子の筆なるべし。されば
我今の
俗竹を※と
亻に
誤の
類か、
猶博識の
説を
俟つ。
蛾眉山のある
蜀の
地は都を
去る事
遠き
僻境なり。
推量するに、
田舎の
標準なれば
学者の
書しにもあるべからず、
俗子の筆なるべし。されば
我今の
俗竹を※と
亻に
誤の
類か、
猶博識の
説を
俟つ。
かの源内は江戸の
饒地に火浣布を
織しゆゑ其
聞え高く、この両人は越後の
辟境に火浣布をおりしゆゑ其名
低し、ゆゑにこゝにしるして好事家の一話に
供す。
かの源内は江戸の
饒地に火浣布を
織しゆゑ其
聞え高く、この両人は越後の
辟境に火浣布をおりしゆゑ其名
低し、ゆゑにこゝにしるして好事家の一話に
供す。