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辺僻
ふりがな文庫
“辺僻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へんぺき
62.5%
へんぴ
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんぺき
(逆引き)
尾張の七男坊とは竹馬の友じゃに依ってなどと、
辺僻
(
へんぺき
)
な山国の二万石や三万石を有難く頂戴してもおられまいではないか。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また機会や
因縁
(
いんねん
)
があれば、客を愛する豪家や
心置
(
こころおき
)
ない山寺なぞをも
手頼
(
たよ
)
って、遂に福島県宮城県も出抜けて
奥州
(
おうしゅう
)
の或
辺僻
(
へんぺき
)
の山中へ入ってしまった。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
辺僻(へんぺき)の例文をもっと
(5作品)
見る
へんぴ
(逆引き)
囲炉裡
(
ゐろり
)
に
焚火
(
たきび
)
をしてお
当
(
あた
)
んなさいまし、お
困
(
こま
)
んなすつたらう
此雪
(
このゆき
)
では、もう
此近
(
このちかく
)
は
辺僻
(
へんぴ
)
でございまして
御馳走
(
ごちそう
)
するものもございません。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの
賑
(
にぎや
)
かな日本橋の
真中
(
まんなか
)
にあった私の家が、こう云う
辺僻
(
へんぴ
)
な片田舎へ引っ越さなければならなくなってしまったこと、昨日に変る急激な我が家の悲運
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
辺僻(へんぴ)の例文をもっと
(3作品)
見る
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
“辺”で始まる語句
辺
辺鄙
辺陬
辺幅
辺土
辺疆
辺洪
辺隅
辺陲
辺塞
検索の候補
僻辺
“辺僻”のふりがなが多い著者
幸田露伴
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
吉川英治
泉鏡花
岡本綺堂
中谷宇吉郎