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手頼
ふりがな文庫
“手頼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たよ
75.8%
たより
22.6%
てたのみ
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たよ
(逆引き)
貰い乳ばかりしていた赤児は、ゴムの吸管とは、全然かんじの違った柔らかい、いくらか
手頼
(
たよ
)
りのない乳母のちち首を口にふくんだ。
童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
手頼(たよ)の例文をもっと
(47作品)
見る
たより
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
船頭
(
せんどう
)
が
態
(
わざ
)
と
自分
(
じぶん
)
を
突
(
つ
)
きのめしたものゝやうに
感
(
かん
)
じて
酷
(
ひど
)
く
手頼
(
たより
)
ない
心持
(
こゝろもち
)
がした。
彼
(
かれ
)
は
凝然
(
ぢつ
)
と
屈
(
かゞ
)
んで
船頭
(
せんどう
)
の
操
(
あやつ
)
る
儘
(
まゝ
)
に
任
(
まか
)
せた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
手頼(たより)の例文をもっと
(14作品)
見る
てたのみ
(逆引き)
生來
(
せいらい
)
子
(
こ
)
を
持
(
も
)
つたことのない
彼
(
かれ
)
はお
品
(
しな
)
一人
(
ひとり
)
が
手頼
(
てたのみ
)
であつた。お
品
(
しな
)
に
死
(
し
)
なれて
彼
(
かれ
)
は
全
(
まつた
)
く
孤立
(
こりつ
)
した。さうして
老後
(
らうご
)
は
到底
(
たうてい
)
勘次
(
かんじ
)
の
手
(
て
)
に
託
(
たく
)
さねばならぬことに
成
(
な
)
つて
畢
(
しま
)
つたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
手頼(てたのみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
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