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辺僻
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へんぴ
ふりがな文庫
“
辺僻
(
へんぴ
)” の例文
囲炉裡
(
ゐろり
)
に
焚火
(
たきび
)
をしてお
当
(
あた
)
んなさいまし、お
困
(
こま
)
んなすつたらう
此雪
(
このゆき
)
では、もう
此近
(
このちかく
)
は
辺僻
(
へんぴ
)
でございまして
御馳走
(
ごちそう
)
するものもございません。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの
賑
(
にぎや
)
かな日本橋の
真中
(
まんなか
)
にあった私の家が、こう云う
辺僻
(
へんぴ
)
な片田舎へ引っ越さなければならなくなってしまったこと、昨日に変る急激な我が家の悲運
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
飛騨
(
ひだ
)
のある山家
辺僻
(
へんぴ
)
に勤務した事があって、深い谷陰、高い崖に煙草の密造をする奴を
検
(
しら
)
べに行ったのじゃね。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
“辺”で始まる語句
辺
辺鄙
辺陬
辺幅
辺土
辺疆
辺洪
辺隅
辺陲
辺塞