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辺鄙
ふりがな文庫
“辺鄙”のいろいろな読み方と例文
旧字:
邊鄙
読み方
割合
へんぴ
93.3%
へんひ
1.7%
ひな
1.7%
へんび
1.7%
ゐなか
0.8%
いなか
0.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんぴ
(逆引き)
木曾の
王滝
(
おうたき
)
、西野、末川の
辺鄙
(
へんぴ
)
な村々、
向
(
むか
)
い
郡
(
ぐん
)
の
附知村
(
つけちむら
)
あたりからも人足を繰り上げて、継立ての困難をしのいでいることを告げた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
辺鄙(へんぴ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
へんひ
(逆引き)
嗟乎
(
あゝ
)
惜
(
をしむ
)
べし、かゝる
美人
(
びじん
)
も
是
(
この
)
辺鄙
(
へんひ
)
に
生
(
うま
)
れ、
昏庸頑夫
(
こんようぐわんふ
)
の妻となり、
巧妻
(
こうさい
)
常
(
つね
)
に
拙夫
(
せつふ
)
に
伴
(
ともなは
)
れて
眠
(
ねふ
)
り、
荊棘
(
けいきよく
)
と
倶
(
とも
)
に
腐
(
くさ
)
らん事
憐
(
あはれむ
)
に
堪
(
たえ
)
たり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
辺鄙(へんひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひな
(逆引き)
心配の最中でありながら千
ノ
利休を師として
茶事
(
さじ
)
を学んで、秀吉をして「
辺鄙
(
ひな
)
の都人」だと嘆賞させたが、氏郷は早くより茶道を愛して、しかも利休門下の高足であった。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
辺鄙(ひな)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
へんび
(逆引き)
桟敷
(
さじき
)
のこゝかしこに
欲然
(
もえたつ
)
やうな
毛氈
(
まうせん
)
をかけ、うしろに
彩色画
(
さいしきゑ
)
の
屏風
(
びやうぶ
)
をたてしはけふのはれなり。四五人の婦みな
綿帽子
(
わたばうし
)
したるは
辺鄙
(
へんび
)
に古風を
失
(
うしなは
)
ざる也。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
辺鄙(へんび)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゐなか
(逆引き)
此の石榴市といふは、
二一六
泊瀬
(
はつせ
)
の寺ちかき所なりき。
二一七
仏の御中には泊瀬なんあらたなる事を、
唐土
(
もろこし
)
までも聞えたるとて、都より
辺鄙
(
ゐなか
)
より
詣
(
まう
)
づる人の、春はことに多かりけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
辺鄙(ゐなか)の例文をもっと
(1作品)
見る
いなか
(逆引き)
「
年来
(
としごろ
)
の
大内住
(
うちずみ
)
に、
辺鄙
(
いなか
)
の人は
将
(
はた
)
うるさくまさん、かの
御
(
おん
)
わたりにては、何の中将、宰相などいうに添いぶし給うらん、今更にくくこそおぼゆれ」などと云って
戯
(
たわむ
)
れかかると
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
辺鄙(いなか)の例文をもっと
(1作品)
見る
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
鄙
漢検1級
部首:⾢
14画
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辺
辺陬
辺幅
辺僻
辺土
辺疆
辺隅
辺陲
辺塞
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