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鳶口
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とびくち
ふりがな文庫
“
鳶口
(
とびくち
)” の例文
表からやみくもに跳込んできた
安吉
(
やすきち
)
、お天気安という
綽名
(
あだな
)
のある若い者だ、——ちょうどいま上りっ
端
(
ぱな
)
で、愛用の
鳶口
(
とびくち
)
を磨いていたは組の火消し頭
佐兵衛
(
さへえ
)
初午試合討ち
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その翌日、焼跡の取かたづけをしていた仕事師の
鳶口
(
とびくち
)
によって北川氏の家の跡から、女の死骸が掘り出された。
恐ろしき錯誤
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
溜池の底に
鳶口
(
とびくち
)
と手網と、
鈎
(
かぎ
)
と、あらゆる道具を入れて掻き廻しました。
銭形平次捕物控:219 鐘の音
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“鳶口”の解説
鳶口(とびぐち)は、トビの嘴(くちばし)のような形状の鉄製の穂先を長い柄の先に取り付けた道具。長さ1.5〜2mほどの木製の棒の先に、名前の由来となったトビの嘴のような金属製の金具が取り付けられている。
(出典:Wikipedia)
鳶
漢検準1級
部首:⿃
14画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“鳶”で始まる語句
鳶
鳶色
鳶頭
鳶尾
鳶尾草
鳶職
鳶人足
鳶七
鳶凧
鳶鷹