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間伸
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まのび
ふりがな文庫
“
間伸
(
まのび
)” の例文
亀吉は、
間伸
(
まのび
)
のした自分の顔を、二三度くるくる撫で廻すと、多少興味を感じながらも、この降って
湧
(
わ
)
いたような結果に、
寧
(
むし
)
ろ当惑の色をまざまざと浮べた。
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
その日の
短祷
(
コレクト
)
の諳誦、聖書のある節の講話、それに續いて聖書の句節の間の
間伸
(
まのび
)
のした朗讀が一時間位行はれた。學課が終つた時にはもうすつかり夜は明けはなれた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
繼穗
(
つぎほ
)
もなくヌツと出たのは、南部坂下屋敷の裏門を預かる老爺、今まで手内職をして居たらしい埃を拂つて、凡そ
胡散臭
(
うさんくさ
)
さうにガラツ八の
間伸
(
まのび
)
のした顏を眺めやるのでした。
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
などと
間伸
(
まのび
)
のした、しかも
際立
(
きわだ
)
って耳につく東京の調子で
行
(
や
)
る、……その本人は、受取口から見た
処
(
ところ
)
、二十四、五の青年で、
羽織
(
はおり
)
は着ずに、
小倉
(
こくら
)
の
袴
(
はかま
)
で、
久留米
(
くるめ
)
らしい
絣
(
かすり
)
の
袷
(
あわせ
)
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
伸
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“間”で始まる語句
間
間違
間際
間々
間諜
間柄
間近
間隙
間道
間隔