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まのび
ふりがな文庫
“まのび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
間伸
66.7%
間延
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間伸
(逆引き)
繼穗
(
つぎほ
)
もなくヌツと出たのは、南部坂下屋敷の裏門を預かる老爺、今まで手内職をして居たらしい埃を拂つて、凡そ
胡散臭
(
うさんくさ
)
さうにガラツ八の
間伸
(
まのび
)
のした顏を眺めやるのでした。
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
などと
間伸
(
まのび
)
のした、しかも
際立
(
きわだ
)
って耳につく東京の調子で
行
(
や
)
る、……その本人は、受取口から見た
処
(
ところ
)
、二十四、五の青年で、
羽織
(
はおり
)
は着ずに、
小倉
(
こくら
)
の
袴
(
はかま
)
で、
久留米
(
くるめ
)
らしい
絣
(
かすり
)
の
袷
(
あわせ
)
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まのび(間伸)の例文をもっと
(4作品)
見る
間延
(逆引き)
「遊ばせてくれますか、」と種田君はいつもの
間延
(
まのび
)
な調子で云つたあとで、「エヘツヘヘ」と可笑しくもないのに笑ふと云つた風に軽く笑つた。
二黒の巳
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
あの雪駄直しは、山谷の
巳之松
(
みのまつ
)
といふ男さ。わけがあつて自分から身を落してあんなことをして居るんだとよ、わけても
柔術
(
やはら
)
は名人ださうで、お前のやうな
間延
(
まのび
)
のした人間を
銭形平次捕物控:250 母娘巡礼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
別嬪
(
べつぴん
)
になつたねえ。」
間延
(
まのび
)
の口調がいかにも誇張のない驚きをあらはしてゐる。
二黒の巳
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
まのび(間延)の例文をもっと
(2作品)
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