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間延
ふりがな文庫
“間延”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まの
60.0%
まのび
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まの
(逆引き)
成程そこは、つい
先刻
(
さっき
)
から漏りはじめて、長い
間延
(
まの
)
びた間隔を置き、忘れた頃に丸い大きなつぶらな玉が一つづつポタリと落ちて弾いてゐた。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
左方の
上
(
あが
)
り段の上に閉じられていた
間延
(
まの
)
びのした大きな障子が、がたがたと開かれて、鼠木綿が
斑汚
(
むらよご
)
れした
着附
(
きつけ
)
に、白が鼠になった帯をぐるぐるといわゆる
坊主巻
(
ぼうずまき
)
に巻いた
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
間延(まの)の例文をもっと
(3作品)
見る
まのび
(逆引き)
「遊ばせてくれますか、」と種田君はいつもの
間延
(
まのび
)
な調子で云つたあとで、「エヘツヘヘ」と可笑しくもないのに笑ふと云つた風に軽く笑つた。
二黒の巳
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
あの雪駄直しは、山谷の
巳之松
(
みのまつ
)
といふ男さ。わけがあつて自分から身を落してあんなことをして居るんだとよ、わけても
柔術
(
やはら
)
は名人ださうで、お前のやうな
間延
(
まのび
)
のした人間を
銭形平次捕物控:250 母娘巡礼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
間延(まのび)の例文をもっと
(2作品)
見る
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
“間”で始まる語句
間
間違
間際
間々
間諜
間柄
間近
間隙
間道
間隔
検索の候補
延間
延長年間
“間延”のふりがなが多い著者
平出修
正宗白鳥
幸田露伴
坂口安吾
野村胡堂