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間延
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まの
ふりがな文庫
“
間延
(
まの
)” の例文
成程そこは、つい
先刻
(
さっき
)
から漏りはじめて、長い
間延
(
まの
)
びた間隔を置き、忘れた頃に丸い大きなつぶらな玉が一つづつポタリと落ちて弾いてゐた。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
左方の
上
(
あが
)
り段の上に閉じられていた
間延
(
まの
)
びのした大きな障子が、がたがたと開かれて、鼠木綿が
斑汚
(
むらよご
)
れした
着附
(
きつけ
)
に、白が鼠になった帯をぐるぐるといわゆる
坊主巻
(
ぼうずまき
)
に巻いた
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「買はう/\。」と
間延
(
まの
)
びな聲で呼んでは、漁船の間を漕いで魚を買ひ集めて、買つた魚を籠に入れて
陸
(
をか
)
へ上ると、今度は威勢のいゝ聲で「賣らう賣らう。」と叫びながら村中を驅け廻つてゐた。
避病院
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
“間”で始まる語句
間
間違
間際
間々
間諜
間柄
間近
間隙
間道
間隔