トップ
>
生粋
ふりがな文庫
“生粋”のいろいろな読み方と例文
旧字:
生粹
読み方
割合
きっすい
86.2%
きつすい
5.2%
きつすゐ
5.2%
いなせ
3.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きっすい
(逆引き)
ともかくもその瞬間に自分が子供の時分に夢みていた
生粋
(
きっすい
)
の西洋というものが忽然と眼前に現われて忽然と消えてしまったのであった。
追憶の冬夜
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
生粋(きっすい)の例文をもっと
(50作品)
見る
きつすい
(逆引き)
新納
(
にひろ
)
武蔵守は薩摩武士の
生粋
(
きつすい
)
で例の
戯談好
(
ぜうだんず
)
きな太閤様の歌にある、ちんちろりんのやうな長い鬚を生やした男だつたが、矢張り薩摩者に有りうちの
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
生粋(きつすい)の例文をもっと
(3作品)
見る
きつすゐ
(逆引き)
彼は人種学の教科書の教へるとほりに黒髪で、
銅
(
あかゞね
)
いろの額が広く、
面長
(
おもなが
)
であつたが、その乱れた髪につけてゐる香油はパリ
生粋
(
きつすゐ
)
のものだつた。
亜剌比亜人エルアフイ
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
生粋(きつすゐ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いなせ
(逆引き)
洗い
晒
(
ざら
)
しの
印袢纏
(
しるしばんてん
)
に縄の帯。豆絞りの向う鉢巻のうしろ姿は打って付けの
生粋
(
いなせ
)
な
哥兄
(
あにい
)
に見えるが、こっちを向くと
間伸
(
まの
)
びな
馬面
(
うまづら
)
が真黒に日に焼けた、見るからの好人物。
芝居狂冒険
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
生粋(いなせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
粋
常用漢字
中学
部首:⽶
10画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
“生粋”のふりがなが多い著者
犬養健
九鬼周造
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
三上於菟吉
淡島寒月
橘外男
大阪圭吉
エドガー・アラン・ポー
佐々木邦