“接目”の読み方と例文
読み方割合
つぎめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが我々はもっとうまくやりましたよ、——邸じゅうのあらゆる椅子の桟、それから実際あらゆる種類の家具の接目を、非常に強度の拡大鏡を使って調べたんです。
今まで、速射砲のように、躰に響いていた、レール接目遊隙の音も、次第に間伸びがして来た。
鉄路 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
其三角のに当る赤錬瓦とい屋根の接目の所がい石の直線で出来てゐる。さうして其石の色が少し蒼味を帯びて、すぐにくる派出な赤錬瓦に一種の趣を添へてゐる。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)