“続続”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞくぞく66.7%
ぞく/\33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰途かへりに大陸ホテルの前を過ぎると丁度ちやうど今の季節に流行はやる大夜会の退散ひけらしく、盛装した貴婦人のむれ続続ぞくぞくと自動車や馬車に乗る所であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
僕はその時話の次手ついでにもう続続ぞくぞく罹災民りさいみんは東京を去つてゐると云ふ話をした。
河岸かしへ出るともう煙花はなびの見物人が続続ぞく/\と立て込んで居る。警固の兵士が下士かしれられて二けんおきぐらゐに配置されて立つて居た。河下かはしもへ向いて自分等は歩いて居るのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)