“ぞく/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
續々50.0%
粟々16.7%
続々16.7%
続続16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京とうきやう仕事しごと如何どうです。新聞しんぶん毎々まい/\難有ありがたう、續々ぞく/\面白おもしろ議論ぎろんますなア』と先生せんせいぼくかほるやくちひらきました。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ば包てとこの下へ入しかさは百兩ほどなり強慾がうよくの大膳は此體このていを見るより粟々ぞく/\と喜びながらも女の身としてかゝる大金を所持し一人旅行りよかうするは心得がたしとまづ宿やどの下女をまねひそかに樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
二人ふたりあとから続々ぞく/\聴講生がる。三四郎はやむを得ず無言の儘階子はしご段をりて横手の玄関から、図書館わき空地あきちて、始めて与次郎をかへりみた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
河岸かしへ出るともう煙花はなびの見物人が続続ぞく/\と立て込んで居る。警固の兵士が下士かしれられて二けんおきぐらゐに配置されて立つて居た。河下かはしもへ向いて自分等は歩いて居るのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)