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扶
ふりがな文庫
“扶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たす
93.4%
たすけ
2.2%
タス
1.8%
たすく
0.9%
すく
0.4%
たすか
0.4%
ひ
0.4%
ぶち
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たす
(逆引き)
「助けてい!」と言いさまに、お雪は何を
狼狽
(
)
えたか、
扶
(
)
けられた滝太郎の手を振放して、
僵
(
)
れかかって拓の袖を千切れよと
曳
(
)
いた。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
扶(たす)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たすけ
(逆引き)
すべて乏しき時のわが
扶
(
)
なりし者いふ。汝こなたにむかひて、かのふたりの者の
怠惰
(
)
を噛みつゝ來るを見よ。 一三〇—一三二
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
扶(たすけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
タス
(逆引き)
旦
(
)
ヲ待チテハ、次ノ日マタ、病ヲ
扶
(
)
ケラレテ、時務ヲ治ム。為ニ、日々血ヲ吐イテ止マズ。死シテハマタ
甦
(
)
エル。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
扶(タス)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
たすく
(逆引き)
護の子、
扶
(
)
、
隆
(
)
、
繁
(
)
など、それぞれ、領土を分けて、門戸をもち、総称して、この一門のことを“
常陸源氏
(
)
”といい囃している。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
扶(たすく)の例文をもっと
(2作品)
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すく
(逆引き)
と、いって、私は、よし、その現場へ飛び込んだにしろ、その急場を
扶
(
)
うには是非入用な金銭を持っておらぬ。私に金銭などのある時節でありませんから。けれども、そんなことは問題ではない。
幕末維新懐古談:33 蠑螺堂百観音の成り行き
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
扶(すく)の例文をもっと
(1作品)
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たすか
(逆引き)
託
(
)
というのはそれなんだがね、お雪はとても
扶
(
)
らないのだから、私も今まで
乗懸
(
)
った舟で、この娘の魂をお前さんにおんぶをさして上げるからね、
密
(
)
と篠田の処まで持って行くのだよ。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
扶(たすか)の例文をもっと
(1作品)
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ひ
(逆引き)
明神下の
畦徑
(
)
を提籃さげた敏雄の手を
扶
(
)
いて歩いてゐると、お隣の金さん夫婦がよち/\歩む子供を中にして
川邊
(
)
りの往還を通つてゐるのが見えました。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
扶(ひ)の例文をもっと
(1作品)
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ぶち
(逆引き)
その頃の秤座は通四丁目の一角を占める大きな建物で、役人としてはわずか切米十俵二人
扶
(
)
の小身ですが、二た戸前の土蔵を背後に背負って、
繁昌
(
)
眼を驚かすばかり。
銭形平次捕物控:146 秤座政談
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
扶(ぶち)の例文をもっと
(1作品)
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扶
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“扶”を含む語句
扶助
扶持
窒扶斯
御扶持
腸窒扶斯
扶桑略記
扶桑
食扶持
捨扶持
扶養
三人扶持
扶余
扶持高
家扶
扶持米
扶翼
扶植
相扶
人扶持
蔭扶持
...
“扶”のふりがなが多い著者
吉川英治
中島敦
佐々木邦
泉鏡花
泉鏡太郎
南方熊楠
水上滝太郎
幸田露伴
正岡子規
谷崎潤一郎